iPhone SE 最新キャッシュバック状況 MNP乗り換えの場合

2016年3月31日に発売された「iPhone SE」、あいにく、総務省から各キャリアへのキャッシュバックや本体0円など広告表現の自粛の指導が重なったことで、割高なイメージが先行しており、旧モデルのユーザーとしてはイマイチ購入に踏み切れない人も多いようです。

しかしながら、キャッシュバックや本体一括0円など大々的な表現が出来ないものの、端末を販売した際にキャリアから各販売店へ支払われる報奨金の額は以前と変わりなく同じであるとも言われており、MNPで他社から乗り換えでiPhone SEを購入する際には以前と同じレベルでのキャッシュバック等が行われているケースも多いようです。

と言うことで、最新のキャッシュバック事情を調べてみました。

MNP乗り換えによる iPhone SE 購入の実態
「キャッシュバックが多いのはソフトバンク」

総務省からの指導により各キャリアとも、キャッシュバックや本体0円などの宣伝を行わなくなりました。以前よりキャッシュバックや割引が控えめだったドコモでは、新しい月額割引プランの影響もあり、MNP乗り換えでの購入であってもキャッシュバックはほとんど期待できないようです。

一方、以前からキャッシュバック額の多さでユーザーを増やしてきたソフトバンクでは、総務省からの指導後もMNP乗り換えによる購入時には多額のキャッシュバックが付いてくる販売店が未だ多数存在するようでです。

直営店(直営ショップ)の割引額は最少、キャッシュバックはなし

ドコモショップ・AUショップ・ソフトバンクショップなど各キャリアの直営店は、総務省によるショップへの実態調査が行われることもあり、iPhone SEに限らず全ての端末において、キャッシュバックは一切なく、本体購入金額の割引も各キャリアから公式の割引のみとなります。本体購入金額の割引は、実質0円などは総務省からの指導でNGのため、本体価格を上回る割引はありません。

街の携帯ショップや量販店のキャッシュバックはボチボチ

実店舗での営業・集客がメインとなる街の携帯ショップや家電量販店では、総務省からの指導により、以前のようにキャッシュバックや本体割引などの魅力的な宣伝を行うことが出来ないため、周辺のライバル店との価格競争がすっかり無くなりました。また、家庭のインターネット回線との抱き合わせ販売による割引を中心として、トータルでの割引額を増やす傾向がみられます。

本体の割引はキャリア公式の割引のみであり、キャッシュバックに関しては、最新のiPhone SEであっても多少付くか付かないかというレベルです。キャッシュバック額としては数千円から良くても1万円程度というところです。

ネット販売店のキャッシュバック額が最大

インターネット上での集客がメインとなるネット販売店では、さすがにサイト上には割引額やキャッシュバック額を掲載することが出来ないものの、実際の購入時には以前と同じレベルの金額のキャッシュバックが付くところもあるようです。

ネット販売店の多くはMNP乗り換えに力を入れているソフトバンクのみの取り扱いですが、販売店に支払われる報奨金が大きいと言われるソフトバンクだけあり、最新であるiPhone SEの購入時でも、交渉次第で5万円近くのキャッシュバックが付くようです。

また、販売店によりマチマチですが、家賃や人件費や広告費などの販売コストが少ないネット販売店は、必然的にキャッシュバック額が多い傾向があります。

参考ページ:iPhone購入キャッシュバック比較(MNP乗り換え)・・・今となっては、総務省からの指導の前のキャッシュバック額は参考になります。