ドコモ版iPhone5S ドコモからBiglobe SIMへのMNP乗り換えレポート

このたび、2年前にドコモで購入したiPhoneを使い続けつつ、ドコモからBiglobeSIMへMNP乗り換えたので、詳細をレポートします。
※MNPとは・・・携帯電話番号ポータビリティーの略で、電話番号がそのままで他の携帯電話会社へ契約を切り替える制度

切欠は月額料金の安さと2年縛りがないこと・・・

そろそろ、ドコモで現在のiPhone5Sを購入してから2年が経ったのですが、総務省からの指導とかで、以前のように他キャリアへのMNP移転機種変更で数万円のキャッシュバックや本体一括0円がもらえることもなくなり・・・

そのままドコモで契約しても、月額サポート割引もないので毎月7560円払い続けることになり、さらに契約更新月を逃すと転出時には9500円の違約金も発生するし・・・

どうしようか考えていたところ、格安SIMとやらを検討してみることにしました。

今使えっているドコモ版のiPhone5Sなら、格安SIMがそのまま使用できて、毎月の利用料も7560円から1400円に大幅に安くなるようとのこと。この料金の差が2年間続いたら、以前のキャッシュバックや本体一括無料よりもトータルでお得になりそうです。

数ある格安SIMの中から BIGLOBE SIM を選んだ理由

1. 月額料金が安いこと(3GB契約で1400円/月・BIGLOBE会員割引)
2. 通話料金が安いこと(BIGLOBEでんわで10円/30秒・60分パック650円)
3. BIGLOBEでんわの通話音質や品質が、通常の電話機能と同じであること
4. 家のプロバイダーがBIGLOBEなので会員割引を受けられること
5. NECの子会社BIGLOBEなので、つぶれる心配が少ないこと

ドコモでMNP転出申請とMNP番号の取得

さて、ドコモからBIGLOBE SIMへの乗り換えを決意したら、契約更新月になるのを待って、行動開始です。

まずは、ドコモでMNPの転出を申請して、MNP予約番号を取得します。

私の場合は、iPhoneから下記の流れで手続きをしました。

My docomoにアクセス ⇒ 各種お申込み・お手続き ⇒ 契約内容の確認・変更 ⇒ 最後の3ページ目 ⇒ 携帯電話番号ポータビリティ予約の申込ボタン

参考までに、 151(ドコモ携帯電話から|午前9時~午後8時) に電話しても出来るようです。

アレコレ引き止められたのち、MNP予約番号が表示されるので、メモしておきます。

BIGLOBE SIM の申し込み

MNP番号をメモしたら、BIGLOBE SIMのサイトから申込みをしますが、その前に、本人確認書類(運転免許証や住基カードやマイナンバーカード)の写真をあらかじめ用意しておくとスムーズです。

まず、SIMカードの種類の選択ですが、私のiPhone5S(それ以降のモデルも同じ)では「nano SIMカード」を選びます。

プランは「音声通話 3GB」を選択、次に「MNPする」を選択しました。その他の余計なオプションは一切なしです。

続けて、各種の入力終えると、最後に本人確認書類の送信が必要になるので、あらかじめ用意しておいた写真を選択して送信します。


BIGLOBE SIM 到着 開通催促のTEL

申込と本人確認書類の送信を完了した翌々日、ゆうパックでBIGLOBEからSIMカード一式が届きました。

SIMカードと設定方法の説明と各種オプション資料が入っていました。MNPの場合には、通常は受付から2日後に開通というか、ドコモのSIMカードが使えなくなり、BIGLOBEのSIMカードが使えるようになるそうです。

しかし、2日後まで待ってられないので、催促すると2時間後に開通するという番号に電話してみると、30分後には開通して切り替わったようでドコモのSIMカードが使えなくなり「圏外」になっていました。

SIMカード差し替え

まずは、新しいSIMカードを切り離しておき、iPhone購入時に付属するSIMカード取り外し用のピン(クリップで代用可能)をSIMカードスロットの穴に突き刺して、SIMカードトレイを抜き出し、新しいBIGLOBEのSIMカードに入れ替えて、トレイをiPhoneに差し込みました。

しばらく待つと、圏外から圏内の表示にかわり、横に「docomo」と表示され、なんだか、以前と同じ状態となりました。この状態で通話は出来るようです。

BIGLOBE SIM アプリのインストール

データ通信を出来るようにするために、APN設定をする必要がありました。

自宅のWifiに接続した状態で、AppStoreより「BIGLOBE SIM」アプリをインストールです。

アプリを開くとこんな感じです。

APNプロファイルのインストール

BIGLOBE SIM アプリを開き、下部にある「APN設定プロファイルのインストール」ボタンを押します。

プロファイルの画面が表示されたら、右上の「インストール」をクリックし、次にパスコードを入力し、その後も どんどん進めます。

インストールが完了して、左上の「設定へ戻る」を押すと、プロファイルに「biglobeLTE・3G ver.3」と表示されました。

これでデータ通信が利用できるようになったようで、WifiをOFFにしても、インターネットが観れました。

BIGLOBE電話アプリのインストール

BIGLOBE SIMでは、iPhoneの通常の通話機能で電話を掛けると20円/30秒の料金が掛かるので、10円/30秒の通話料で電話を掛けられる「BIGLOBEでんわ」アプリをAppStoreよりインストールしました。

間違えて通常の電話機能を使わないように、ホーム画面の通常の電話アプリをBIGLOBEでんわアプリに入れ替えました。

あとで、BIGLOBEでんわの60分パックの申し込み

SIMカードの到着から2日後を待って、BIGLOBEでんわの「通話パック60」(650円/月)を申し込みました。月額650円で60分の通話まで無料で使えるというオプションです。

良かった点

・料金が断然安い
・2年縛りがないので、無理に買い替える必要がない
・これまでのiPhoneがそのまま使える
・今まで通り、全く同じに使える

悪かった点

・BIGLOBE格安SIMの説明書が分かりにくい(余計な内容が多い)
・海外旅行の時にデータ通信が使えない(通話はOK/ローミング対応)
・BIGLOBE電話アプリから固定電話に電話したときに電話番号が表示されない