SIMフリーが増えてきても、iPhoneだけは別格でSIMロックはかかったままでした。そこで、iPhone大好きユーザーにしてみるとSIMフリーiPhoneを心待ちにしているところでしょう。もちろん今までもネットなどで購入できないことはなかったのですが、ちょっと怪しい感じはしましたね。それがこの程Appleストアで公式に買えるというのですから、ユーザーの安心感と嬉しさは倍増でしょう。そこで、iPhoneで格安回線を使うには、どうしたらよいのでしょうか?
・方法その1・・・SIM(ロック)フリー版iPhoneを使用する。
・方法その2・・・ドコモ版iPhoneを使用する。AU版は2社の格安SIMのみ使用可能。
・方法その3・・・SIMロックを解除する。(メーカーによる解除 もしくは SIMロック解除アダプター)
iPhoneで格安SIMを使えるのはSIMフリーiPhoneだけじゃない
iPhoneで格安SIMを使うには、iPhoneがSIMフリーの必要があると思われがちですが、それだけではありません。SIMロックがかかったiPhoneでは、他の携帯電話会社の回線のSIMカードを挿しても使用することができません。
しかし、格安SIMの大半はドコモのMNVO回線を利用するものなので、実は格安SIMカードと言ってもドコモのSIMカードを使用します。つまり、ドコモのiPhoneならば、SIMロックされた状態でも、大半の格安SIMを使用できるのです。
SIMフリーのスマートフォンなどはドコモでSIMロック手数料3000円で手に入れることができます。また、格安回線はドコモの回線を使っていることが多いことから、ドコモでiPhoneを買ったほうが解除した場合は電話番号などが変わらない可能性が高くなりますね。しかし2015年4月段階ではドコモのSIMロック解除対応機種には入っていないのが現実でしたが、SIMロック解除義務化以降は対応になりました。
SIMフリーは全部のiPhone対応か?
SIMフリーのiPhoneが出た!と喜ぶiPhoneユーザーは多かったことでしょう。iPhone6と6Plusが出たと同時に、格安回線もと算段されたことだと思います。ところが、公式的には新機種であるiPhone6と6Plusでは既存のmicro-SIMカードには対応していなのです。ではどこがiPhoneのSIMフリーなのかというと、nanoカードという点に注意が必要です。購入してしまってから「しまった!対応していなかった!」ということがないようにしましょう。また、一時的に販売中止であったiPhone6と6PlusのSIMフリー版の販売も再開されています。
SIMフリーiPhoneの特徴
SIMフリーiPhoneとして注目のiPhone5Sと5C。SIMフリーとはいえ、iPhoneのすべての機能が搭載されていることに変わりはありません。ただし、ワイヤレス契約義務がないので、キャリア(ドコモやau、SoftBankなど)から好きなところを選んでアクティベートします。利用したいSIMが使用可能かは、キャリアに問い合わせることになります。これによって、複数年の契約をしたくない場合や、海外生活を送る予定があり地元の通信事業者を利用したい場合などにおススメですね。ただし、海外での使用の場合は、各国の通信事業者からSIMカードを入手することになりますが、一部の国ではLTEネットワークに対応していない場合もあるので問い合わせが必要となります。
SIMフリーiPhone5Sと5C
SIMフリーiPhone5Sと5Cにはnano-SIMカードが付属していません。通信業者からこのSIMカードを購入するわけですが、これをiPhoneのスロットに差し込んで、スリープボタンを長押しして電源を入れます。これだけでiPhoneを使い始めることができるので、後の設定などは画面上の指示を見ながら進みましょう。
現在の契約プランをSIMフリーiPhoneで継続したい・・という方もいらっしゃるでしょう。その場合は利用中のキャリアに相談してみましょう。
安くあげるためのSIMフリー?
定価で正規のAppleからSIMフリー版iPhoneを購入できるようになりました。しかし考えてみると、各キャリアは高価なiPhoneをなるべく負担がないような金額設定にして定時してくれます。AmazonなどでSIMフリー版を購入しても同じことが言えるでしょう。通信費は確かに節約したいところですが、確かに本体は高価なので、いっそiPhoneをドコモで購入して格安回線にしたほうがよさそうです。
キャリア各社色々な工夫はしているものの、データ通信のSIMか、通話回線のSIMは使えるのかを確認して購入しましょう。