iPhone契約更新月、どうする?お得なのは


それとも?

現在のiPhoneの購入から2年が経ち、契約更新月となった時、どうするのがお得なのでしょうか?
下記のよくあるパターンでお得な方法を検討してみました。

・そのまま継続(何もしないで自動更新)
・プラン変更(2年縛りなしの契約へ)
・機種変更(契約は同じ会社のまま)
・他社(キャリア)へMNPで乗り換えで機種変更
・他社(格安SIM)へMNP乗り換え(機種変更なし)

そのまま継続(何もしないで自動更新)

自動更新前 自動更新後
基本料金 ドコモ
カケホ ライト5GB
7,560円/月 7,560円/月
月額サポート割 -2,970円/月 なし
月額支払額 4,590円/月 7,560円/月
端末月額費用 iPhone6S 64GB ドコモ版
24回払の場合 4,158円/月 0円/月
一括払いの場合 0円/月 0円/月

通常iPhoneをキャリアで使用する場合の契約プランは2年契約であり、2年が経過すると自動的に契約が更新されます。
自動更新された場合、月額の基本料金は同じですが、端末購入時の月額サポート割引が終了するため合計金額が変わってきます。
これまでiPhoneの端末代金を分割で支払ってきた場合には、24か月で分割払いが終了するため合計金額は若干(分割払い月額-月額サポート割引)ですが安くなります。iPhone購入時に端末代金を一括で支払った場合には、月額サポート割引終了するため合計金額が大幅に高くなります。
現在のiPhoneを一括・分割どちらで購入した場合でも、月額サポート割引は端末購入後24か月(2年)で終了しますので、、2年契約が自動更新された後は、その分の月額料金が高くなります。通話時間(発信)が相当長く、よほど今のiPhoneを気に入っており、そのまま使い続けたいのでない限り、この自動継続のパターンはおすすめ出来ません。

プラン変更(2年縛りなしの契約へ)

ドコモ
カケホーダイ
2年契約あり
2,700円
2年契約なし
4,200円
データ通信量 5GB
5,000円
5GB
5.000円
月額利用料
(税込)
8,640円/月 10,260円/月

契約更新月の期間は、違約金なしで現在の契約プランから他のプランに変更することが出来ます。他のプランといっても、2年間の定期契約なしプランに変更するくらいしかありませんが、他社へのMNPでの乗り換えや解約を予定している場合には、その際の違約金が発生しません。
どのキャリアでも、2年間の定期契約なしプランは、2年間の定期契約ありプランよりも月額1500円ほど高くなります。差額の1500円×6か月=計9000円となり、2年間の定期契約プランの違約金9500円よりも安いので、6か月以内に他社への乗り換えや解約する場合には、2年間の定期契約なしプランに変更するのがお得となります。

機種変更(契約はキャリアのまま)

同じキャリアのまま、新しいiPhoneなどへ機種変更する場合には、現在の契約の月額サポート割引が終了する翌月(る契約更新月の1か月目)に機種変更をするのが、フルに月額サポート割引を利用できるので最もお得なタイミングとなります。
新しい機種の発売を待って機種変更をしたい場合などは、契約更新月にこだわる必要はありません。同じキャリアで同じプランまま機種変更する場合には、違約金は発生しないので、好きなタイミングで機種変更することが出来ます。
ただし、契約更新月以降は前契約期間の月額サポート割引が無くなるので、その分、月額料金が高くなります。そのため、機種変更するまでの新たな月額サポート割引が受けられない期間は、割高な月額料金を払い続けることになってしまい、何だか損している気分になります。

他社(キャリア)へMNPで乗り換えで機種変更

違約金の発生しない契約更新月に、他のキャリアへMNPで乗り換えつつ機種変更するのは、とてもお得な方法です。同じキャリアで機種変更するより、他社からMNPで乗り換える方が優遇され、月額料金が割引されます。さらに店舗によっては、キャッシュバックや端末一括購入の代金を大幅に割引してもらえることがあります。
ただし、MNP乗り換え時の過度な割引競争に対して、総務省から指導が入ったため、2016年4月以降それらの割引やキャッシュバックが縮小された状態となっています。一部では、大々的に宣伝できないものの、交渉次第では、以前と同様のキャッシュバックや割引を行っている販売店もあるようです。

他社(格安SIM)へMNP乗り換え(機種変更なし)

最近では、他のキャリアでなく格安SIMにMNPで乗り換えるユーザーが増加傾向です。ドコモ版iPhoneがそのまま使えることや、SIMフリースマフォの普及もあり、格安SIMユーザーは、今後、爆発的に増えていくと予想されています。
格安SIMとは、その名の通り月額料金が格安の携帯電話会社との契約のことで、キャリア(ドコモ)の基本料金が「月額7560円」なのに対して、格安SIMは「月額2322円+通話料」と格段に安い料金で使用できます。月額5000円の差は2年間で12万円もの差となりますので、これまで主流であった他キャリアへMNPで乗り換える機種変更するパターンよりも、トータルではお得になるケースが多いようです。
また、現在、使用しているのがiPhone6S以降か、ドコモ版かAU版のiPhoneである場合、機種変更することなく、同じiPhoneで格安SIMに乗り換えることが出来るので、無駄に新しいiPhoneに買い替える必要もありません。

キャリア
NTTドコモ
格安SIM
(OCNモバイルONE)
差額
データ通信量 5GB 5GB
通話料 かけ放題ライト
5分まで無料
21.6円/30秒
※節約方法あり
月額利用料 7,560円/月 2,322円/月
+通話料
5,238円/月
端末購入時 iPhoneSE 64GB
ドコモ版
iPhoneSE 64GB
SIMフリー版
24分割払 2,916円/月 2,808円/月 108円/月
月額サポート割 -1,971円/月 なし
月額支払額計 8,505円/月 5,130円/月
+通話料
3,375円/月
端末購入時
24か月支払額計
204,120円 123,120円
+通話料
81,000円

 

参考情報ページ:

格安SIMカード(MVNO回線) 一覧比較・・・格安SIMカード各社の料金を一覧比較します。

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