水没しても修理で復活 応急措置

どんなに大切にしていても、うっかり、水の中へ落としてしまったり、水で濡れてしまったり、iPhoneの水没や水濡れ時の対処法を紹介します。
対処手順
・iPhoneを振らない
・水分をすぐに拭き取る
・電源を切る OFFにする
・ティッシュで細部の水分を拭く
・SIMカードを抜く
・iPhoneを乾燥させる
・1日以上乾燥させたまま放置
・動いても、早いうちに修理に出す


水没時の対処の重要ポイント

iPhoneを振ったらダメ!

iPhoneをタオルで拭いて水分を吸い取る水が浸入していない部分まで水が入りこむ可能性があるので、振る・揺らすという行為は厳禁です。また、僅かな水濡れで動作に問題のない場合でも、Dockコネクタ部分やイヤホンジャック内など、本体内部にある水没センサーが反応してしまうと、その後のメーカー保証によるサービスがうけられなくなります。

iPhoneをトコトン拭く

大きめのタオルなどを使い、見える部分から、しっかりと水分を拭き取ります。

iPhoneの電源ボタン

iPhoneの電源を切る、電源は入れない

急いでiPhoneの電源をOFFにします。もし、電源が切れた状態ならば、そのままにします。電源が切れない場合は「電源ボタン」と「ホームボタン」の同時に10秒以上長押しし強制終了を実行してください。

先を補足したティッシュ(こより)

ティッシュで細部の水分を吸う

iPhone内部の水没センサーを反応させないために、ティッシュの先を細く丸めて、イヤホンジャックやDockコネクタなど細部の奥にあるも水分を吸い取ります。

先を伸ばしたクリップを穴に差し込んでSIMカードを抜く

SIMカードを抜く

iPhone購入時に付属していたSIMカード取り外しツール(クリップを伸ばしたものでもOK)を使って、SIMトレイからSIMカードを取り外します。取り外したSIMカードは水分を良く拭き取って保管してください。

先を細めたティッシュですべての穴の水分を吸い取る

とにかく乾燥させる

ドライヤーの冷風で乾燥させたり、乾燥剤を入れた密閉容器の中で乾燥させたりなど方法で、可能な限りiPhoneを乾燥させます。乾燥剤がない場合はお米に埋めたり、風通しの良い場所に置きます。

丸一日は電源を入れずに乾燥させる

乾燥させるのには時間が掛かりますので、最低でも丸一日以上経過してから、iPhoneの電源を入れてみましょう。理想としては、数日は乾燥させておく方がいいでしょう。

普通に使えても、出来るだけ早く、錆びが出る前に修理(内部清掃)に出す

水没したiPhoneでもしばらくは使用できることがあります。しかし、そう長くは使えないでしょう。一度内部に入り込んだ水分は完全に消えることはなく、内部の基盤やパーツは徐々に錆び(腐食し)が出てiPhoneを破壊するため、じきに動かなくなります。

内部が錆びた(腐食した)が進むと、iPhoneの修理が困難になるため、復旧できたとしても修理費用は高額になります。水没後に使えていたとしても、長く使いたいなら出来るだけ早く修理(内部清掃)に出しましょう。

メーカーで修理でなく交換(7万円程度)と言われた場合でも、多くの場合、iPHone修理専門店なら分解修理で対応してくれます。ただし、水没してスグなら修理費用が安くて済みますが、水没から時間が経ち部品の腐食が進むにつれ、交換部品が多くなるため修理費用は高くなる傾向にあります。

水没したiPhoneの修理費用は?

保証対象ならメーカー修理、しかし、保証対象外だと超高額

 上記を試してもiPhone動作しない場合は、修理に出すしかありません。保証期間内であっても、水没の場合は、保証対象外となるため有償となります。修理費用は、軽い水濡れ程度で22,800円、多くは7万円近い修理費用になり、データは全て消去されてしまいますので、あまりおススメしません。

iPhone修理専門店なら良心的でお手頃な修理費用

 おススメは、iPhone修理専門店に水没の修理を依頼する方法で、多くの場合1~2万円以内の修理費用で、データーも消去されずに復活できることが多いので助かります。また、メーカーで「修理は不可能、高官となります」と判断された場合でも、多くの場合、iPhone修理専門店では分解修理で対応してくれます。

参考 : iPhone修理専門店 一覧リスト

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