寿命のある消耗品であるバッテリーは、持ち時間が短くなってきたら、バッテリー交換が必要です。iPhoneバッテリー交換は分解作業が必要になるため、他の携帯電話のように簡単に行うことは出来ません。
ここでは、バッテリー交換の方法として、メーカー修理、iPhone修理専門店、自分で交換の3つの方法を紹介します。
メーカー修理のバッテリー交換サービスは 9,800円 (要バックアップ)
iPhoneのバッテリー交換は保証対象とならないため、メーカー修理でも有料となり、料金は9800円です。また、端末の交換となるためiPhoneのデータは全て初期化されますので、あらかじめ、バックアップを取っておく必要があります。ただし、AppleCareProtectionPlanに加入している場合は、購入後1年以上経過している場合に限り無償でバッテリーを交換してもらえます。所要日数はおよそ3日ほどです。
iPhoneの修理専門店のバッテリー交換は 4,900円 (バックアップ不要)
iPhone修理専門店なら、4,900円でバッテリー交換をしてもらえます。交換で使用するバッテリーはApple純正でメーカー修理と同じものなので、その後のメーカー保証でも他店での修理がバレることはまずないようです。所要日数は宅配便での修理依頼で数日、持ち込みならば約30分ほどで新品バッテリーに交換され、また、iPhoneが初期化されてデータが消去されることもありませんので、バックアップの必要もありません。
参考 ⇒ iPhone修理専門店 一覧リスト
自分でバッテリー交換なら、3,000円程度から
電子機器の分解や修理など、細かい作業が得意な方ならば、iPhoneのバッテリー交換は難しい作業ではありません。
iPhoneの修理用パーツを販売している専門店では、バッテリーは3,000円程度からで販売されています。また、バッテリー交換に必要な工具が付属するセットもあり、バッテリー交換の詳しい手順など説明もありますので、購入しておいて、自分の都合の良い時に交換することができます。
参考サイト:修理パーツ専門店「自分で修理.com」
バッテリー交換の料金比較
メーカー修理 | iPhone修理専門店 | 自分で交換 | |
---|---|---|---|
費用 | 9,800円 | 4,000円 | 3,000円から |
データ | 全データ消去 | データ残る | データ残る |
バッテリー交換はメーカー保証対象外、
ただし、AppleCareProtectionPlanに加入してれば無償
メーカーの保証期間内にバッテリーの持ちが悪くなったのなら、保証の範囲内で無料でバッテリー交換を行ってもらいたいものですが、残念ながら、電池容量低下によるバッテリー交換は購入後1年以上経過したiPhoneのみが対象なのです。保証期間は購入後1年なので、つまり、メーカー保証によるバッテリー交換は、AppleCareProtectionPlanという保証期間を2年間に延長するサービスに加入していない限り無償にはなりません。(AppleCareProtectionPlanは、保証期間内(購入日から1年以内)に加入可能な7800円のサービスです)